「ライバル不在」の落とし穴

どうも
リューさんです。



よくビジネスをしていると

「ライバル不在の市場」

とか

「見渡す限りのブルーオーシャン」

なんていう言葉を目にします。



「ブルーオーシャン」とは
競争相手のいない未開拓市場を指す言葉。

「敵がいない平和な青い海」
というイメージからそう呼ばれたりします。



しかし転売において
「ライバル不在」とか
「ブルーオーシャン」という話が出てきたら

半分以上が嘘だと心得てください。



ブルーオーシャンだと思って飛び込んだところが
草木も生えない焼け野原だった。

なんていうことも普通にあり得るんですよ。



今日はそういうお話です。



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2種類のブルーオーシャン
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実はブルーオーシャンと呼ばれる
ライバル不在の市場には2種類あって。。。


それは

1、本当に誰もいなくて稼げるブルーオーシャン
2、ライバルが断念した稼げないブルーオーシャンモドキ

という感じですね。



1はなかなかお目にかかれません。

こと転売と言うジャンルにおいては
稼げる領域も成功法則も
いいだけ先駆者たちが開拓しています。

昨日今日取り組み始めた人がそう易々と
見つけられるものではないということは覚えておきましょう。



では2に遭遇するとどうなるか?



普通に不良在庫を抱えてしまい
何十万、何百万というレベルの損失を出します。



売れる!と思って仕入れたものが
いつまで経っても売れなかったり
めちゃくちゃ値崩れ起こしまくったら
そういう損失もあり得るわけです。



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ブルーオーシャンモドキの損害事例
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私の元生徒さんで、
卸業者の口車に乗せられて
不良在庫を50万円以上抱えてしまい
首が回らなくなっていた人がいました。



その卸業者は
「これは生産終了しているから
 買って寝かせて置くだけで
 ライバルはみんないなくなって
 必ず値上がりするから!」
などと言ってきたそう。



しかも
「私がいいって言うまで勝手に売らないでください!」
とまで指図してきたんだとか。



まともに理屈を考えれば
そんなおかしな話は信じませんよね。



でも
「どこかにライバル不在の市場がある」
「どこかに誰も気づいていない商品がある」
「きっと一発逆転の裏技がある」
と頭のどこかで考えているから

いとも簡単に騙されてしまうわけです。



特に、詐欺ってきた相手が卸業者だった
というのも判断力を鈍らせる原因ですね。

業者というだけで
こちら側の人間だと思って
信用しきってしまったのでしょう。

気持ちはわからないでもないです。



しかし卸業者というのは
クローズドな利益商品を知っていて
こっそりとその商品を卸してくれる
親切な人たちではないです。



卸業者にも売り上げの目標とか
ノルマみたいなものがあります。

「自分たちが儲かるにはどうしたらいいか」
と考えて行動しています。



だから全ての言葉を
「卸業者だから」という理由で鵜呑みにすると
普通にお金を溶かしかねないです。



実際のところ
その方が私のところに相談に来られた時には
AmazonのFBAに預けた不良在庫だけで50万超えです。



50万突っ込んだ在庫が
もう何か月も一個も売れずに残っている。

ライバルは普通にたくさんいるし、
ライバルの在庫状況を見れば明らかに飽和してる。



そんな中でAmazon最安値の何倍もの値段に設定し
安く出品しているセラーの在庫が無くなるのを
ただただ待ち続けるという途方もないことを
卸業者の「いつか値上がりする」を信じて
ずっと続けていたのです。



Amazonは在庫保管手数料もかかるというのに
そんなところで塩漬けにしようものなら
仮にいずれどこかのタイミングで売れたとしても
手数料でじわじわと利ザヤが消滅してトータル赤字ですよ。



そんなわけでその生徒さんのコンサルは
不良在庫を処分するところから
始めることになったというわけです。



損切をしてでも在庫処分をして
現金化させたので
だいぶいい感じになりましたけどね。



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ライバルがいるところを敢えて狙う
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ライバルがいない市場を狙うって
非常に難しい事なんです。


ある程度の目利きが出来る能力がないと

それが本当に美味しいブルーオーシャンなのか
実は全然美味しくないブルーオーシャンモドキなのか

見極めることができないからです。



特にまだ初心者のうちは
敢えてライバルがいるところに
相乗りしていく方がいいです。



ライバルがいる方が
そこが「稼げる市場である」
ということがわかりやすいので
参入してもいいかどうかの判断が付きやすい。



まぁ、こういうことを教えると
「価格競争に巻き込まれるんじゃないか」とか
「ライバルに勝てないんじゃないか」などと
心配する人も多いです。



ちょうど最近も私の情報発信を見た人から

「相乗り出品をして大丈夫なんですか?
 そんなに上手く商品が売れるものなんですか?」

という半信半疑のお問い合わせがありましたが、



そこはリサーチちゃんとやればいいだけですし、

「売れる」とか「売れない」というより

「なんとしても売る」んですよね。



戦いを避けてヌルくちょろちょろやってるよりは
積極的に戦って「売るスキル」を身につけられた方が
転売ビジネスにおける戦闘力は上がるはずですよ。



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編集後記
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今回お話した「ブルーオーシャン」の対義語として
「レッドオーシャン」という言葉があります。

転売においては
敢えてライバルがいる市場に参入することが
「レッドオーシャン」ですね。


マーケティング用語としては超常識レベルの言葉なので
知っている人や聞いたことがある人も多いと思います。



飲食業界で「レッドオーシャン戦略」を実行しているのが

ラーメンの「日高屋」です。



日高屋は意識的にマクドナルドと吉野家の近くに店を出しています。



日高屋よりも大きくて歴史のある企業の懐に
なぜわざわざ飛び込むか?というと。。。



マクドナルドや吉野家のような大手資本は
店を出す場所のリサーチにかなりのコストをかけています。

そこに相乗りしてしまえば
立地調査のコストを削減できるっていう考え方ですね。

「コバンザメ商法」とも呼ばれていたりします。



マクドナルドと吉野家の集客力にあやかりつつ、
かと言ってそれら2社のどこともぶつからないジャンル。

いやー、上手ですねぇ。



もし日高屋がブルーオーシャンにこだわって
立地調査をしていたとしたら
そこまで成長していなかったかもしれないですね。



転売ビジネスにおいても
レッドオーシャンが完全な正義だとは言いませんが

まだ稼げていない人ほど
ライバルがなぜここにいるのか?
という考察から目を背けてはいけないなと思いますね。



したらな!
リューさん

リューさん

詳細なプロフィールはこちら https://ryu3web.com/profile

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